NHK連続テレビ小説「虎に翼」の主役に抜擢され、脚光を浴びた伊藤沙莉さん。
そんな伊藤沙莉さんの生い立ちが気になったので調べてみました。
そこで今回は、
- 伊藤沙莉の生い立ちは?
- 伊藤沙莉の女優デビューのきっかけ
これらについて迫っていきたいと思います。
それでは早速本題に入っていきましょう。
伊藤沙莉の生い立ちは?
伊藤沙莉さんの父親は、道路関係の会社を経営していましたが、バブル崩壊によってその会社は倒産しました。
父親の会社の倒産によって、伊藤家の生活を一変させました。
父親の会社が倒産した後、両親は離婚し住んでいた家もなくなったといわれています。
伊藤沙莉さん自身は、母親の幼なじみの家に、母親自身は軽トラで住んでいた時期もあったことを明かしています。
伊藤沙莉さんの父親の会社の倒産は伊藤家にとって大変な時期だったことがわかります。
伊藤沙莉の母親は塗装業で生活を支えた
伊藤沙莉さんの母親は塗装業を始め、家族の生活を支えるために寝る間を惜しんで家族のために働きました。
小学校に上がったころに、伊藤沙莉さんは家族で県営団地に引っ越しています。
伊藤沙莉さんの家族は、一時的に家がなく友人宅に預けられた経験もありますが、団地に引っ越した際にはその環境を「豪邸だ」と感じたと語っています。
3歳からキッズダンススクールに通っていた?
伊藤沙莉さんの母親は、家庭の経済状況がよくないのに関わらず、沙莉さんをダンススクールに通わせています。
伊藤さんは3歳から叔母に連れられて、伊藤沙莉さんは原宿のダンススクールに通っています。
通っていたダンススクールは、エイベックスアーティストアカデミーだといわれています。
歌手の島谷ひとみさんのバックダンサーを行っていた時期もあり、島谷さんのバックで「ミュージックステーション」や「ポップジャム」でダンスを披露しています。
伊藤沙莉の女優デビューのきっかけ
伊藤沙莉さんのドラマデビューは、2003年にわずか9歳で出演したテレビドラマ「14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜」でした。
この作品で、伊藤さんは幼いながらも女優としての第一歩を踏み出し、以降の活躍に繋がっていきます。
たまたまオーディションに参加したのがきっかけだった?
伊藤沙莉さんのデビューは、たまたまみたダンススクールに貼られていたオーディションの応募でした。
伊藤沙莉さんは、初めてのオーディションにも関わらず見事に役を勝ち取ったのです。
もともと伊藤さんは、ダンスに興味があったにもかかわらず、役者のオーディションに応募していました。
オーディションに参加していた子役たちは、経験豊富で実績もありましたが、伊藤さんが合格した理由は、彼女の演技がとても自然で説得力があったからだと、当時の関係者は語っています。
その後も、彼女は様々な作品に出演し、さまざまな役柄を見事に演じ分けていくことで、個性派女優としての地位を確立していきました。
伊藤沙莉子役時代の活躍
伊藤沙莉の演技力は、子役時代から高く評価されていました。
2005年に放送された『女王の教室』で、伊藤沙莉さんは同級生をいじめる役を演じ、その存在感を強く印象付けました。
様々な役を通じて培った演技力と表現力は、伊藤さんのキャリアを支える基盤となり、現在の成功へと繋がっていったのではないでしょうか。
しかし、そんな伊藤さんも10代に挫折を味わっていることを、取材で明かしています。
その引用はこちら。
小6ぐらいから中学終わるぐらいまでのあだ名が『売れない子役』だった
出典:文春オンライン
売れない時期があったんだにゃー
伊藤沙莉の成長と転機
2017年、伊藤沙莉さんはNHKの連続テレビ小説『ひよっこ』で米屋の娘・米子役を演じ、多くの視聴者に強い印象を残しました。
伊藤さんはメディアの取材で、「ひよっこ」のオーディションに合格するまでNHKに対して「嫌いだった」と率直に語っています。
その理由は、NHKのオーディションだけなかなか受からず、落ち続けたことが彼女をネガティブな気持ちにさせていたためだと明かしています。
そのため、「ひよっこ」のオーディションに合格したことは、伊藤さんにとって大きな自信を得るきっかけとなったエピソードでしょう。
この作品を通じて、彼女は国民的な役者として広く認知される存在になったのではないでしょうか。
映画「獣道」で濡れ場に挑戦
伊藤沙莉さんは、2017年の公開された映画「獣道」で、複雑な家庭環境の少女を演じています。
また、この映画で、伊藤沙莉さんはトップレスや濡れ場を挑戦しており、映画関係者からも女優として一皮むけたところがアピールできた作品になったのではないでしょうか。
全裸監督で評価された女優たち
2019年、Netflixのシリーズ『全裸監督』での好演が、伊藤沙莉さんの女優としての地位をさらに確固たるものにしました。
また、この作品に黒木香役と演じていた森田望智さんもまた女優としての評価を高めています。
この「全裸監督」の演技が評価されたかどうかは不明ですが、伊藤沙莉さんとともに、伊藤沙莉さんが女優としての地位を固めたNHK連続テレビ小説「虎に翼」にも出演しています。
そのことからも、「全裸監督」という作品が高く評価されているとともに。出演した役者が飛躍した作品であるといえるのではないでしょうか。
伊藤沙莉の現在の活動と影響
伊藤沙莉さんは、その演技力が高く評価され、多くの賞を受賞しています。
2021年には、第45回エランドール賞新人賞と第63回ブルーリボン賞助演女優賞を受賞し、その実力が広く認められました。
これらの受賞は、彼女の演技が業界内外で高く評価されている証拠であり、伊藤さんの女優キャリアが着実に積み上げっていることがわかる功績ではないでしょうか。
まとめ
今回は、伊藤沙莉さんの壮絶な生い立ちと、女優デビューのきっかけについて調べました。
伊藤沙莉さんの父親は道路関係の会社を経営していましたが、バブル崩壊の影響でその会社は倒産してしまいます。
沙莉さん自身も、母親の幼なじみの家に住んでいた時期があったことを明かしており、母親は軽トラックに住んでいたこともあったそうです。
このような家庭の経済的な困難は、伊藤家にとって非常に厳しい時期だったことが伺えます。
それにも関わらず、伊藤沙莉さんの母親は、家庭の状況が良くない中でも、沙莉さんをダンススクールに通わせ続けました。
伊藤さんは3歳の頃から叔母に連れられて、原宿にあるエイベックスアーティストアカデミーに通っていたそうです。
伊藤沙莉さんは、子役時代からその演技力が高く評価されていました。
伊藤さんの演技力はその後も評価され、数々の賞を受賞しています。
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