フワちゃんがやす子さんに投稿したX(旧Twitter)の発言が問題化され、フワちゃんは芸能界休止にまで発展しました。
フワちゃんが今後、芸能界にも戻れるかどうか現時点では不明ですが、フワちゃんにとってXの一投稿が芸能活動に大きな影響を与えたのは間違いありません。
フワちゃんの不適切発言のようなことは今後も芸能界で起きるのでしょうか。
そこで今回は
- やす子は芸人として投稿を笑いで返せなかったのか?
- SNSでどこまでが不適切発言にあたるのか?
- なぜ誹謗中傷がなくならないのか?
これらについて迫っていきたいと思います。
それでは本題に入っていきましょう。
やす子は芸人として投稿を笑いで返せなかったのか?
フワちゃんの不適切発言はこんな感じでした。(すでに削除済み)
それに対して、やす子さんはこう返しています。
フワちゃんのやす子さんに向けて発信した投稿は、お笑いのような要素もなく、ただただ人を傷つけるだけの印象を多くの人が感じたのではないでしょうか。
フワちゃんは8月6日に、やす子さんと直接会って謝罪していることがわかり、やす子さんも謝罪を受け入れて形式的にはこれで終わったはずでした。
しかし、フワちゃんは今回の一連の騒動で、レギュラー番組を降板になり、CMも非公開になり、芸能界にもはやいられない立ち位置まで引きずりおろされています。
今回の騒動では、被害者であるのはやす子さんだという見方が大半ですが、一部の芸人やネットユーザーから、やす子さんが「なぜ笑いで返さなかったのか」という意見もあるようです。
フワちゃんとやす子さんのX(旧ツイッター)で起きた騒動を詳しく知りたい人はこちらの関連記事を読んでください。
粗品(霜降り明星)はどう思ったか?
やす子さんが、不適切発言を「なぜ笑いで返さなかったのか」という意見に対して、粗品さんは次のように見解を出しています。
やす子が悪い、芸人なら面白く返せよって言われ方をしてますけど。人それぞれ感性があって、やす子はこれ系には返されへんタイプやねん。俺でも、こうイジられたら返されへんってのは何個かあって
出典:スポニチ
このように語っており、フワちゃんが不適切発言したことよりも芸人の相性問題という視点の切り口で語っています。
元々、粗品さん自身も元雨上がり決死隊の宮迫博之さんと確執が噂されています。
粗品さんは宮迫さんから「〇ね」と言われたことがあることを指摘し、その「〇ね発言」を笑いとして受け止められることや、芸人によってその受け取り方が異なるという視点で伝えています。
これは、芸人同士のコミュニケーションが、時に過激な表現を伴っても、それが一概に悪意として解釈されるわけではなく、その場の文脈や関係性に左右されることを指摘しています。
今回の「フワちゃんX投稿問題」も二人の関係性が良ければ起きなかった可能性は高かったのではないでしょうか。
やす子は自衛隊時代のパワハラ疑惑が報道されていた!?
やす子さんは現在芸人として活躍していますが、過去には自衛隊に所属していた経歴を持ちます。
その際、部下に対するパワハラ疑惑が報じられたことがあります。
やす子さんパワハラ疑惑を書いた記事はこちら
「『自衛隊辞めてしまえ!』などとひたすら罵倒されました…」“大ブレイク芸人”やす子の後輩が“深夜の指導トラブル”を告発! 出典:文春オンライン
しかし、この疑惑の信憑性は不確かであり、やす子さんの所属事務所もこれに対して強く反論しています。
芸人にとって、パワハラ報道は笑いの提供者としての信頼を失う危険がある重大なスキャンダルになりかねません。
しかし、やす子さんはこの件においても大きな問題を起こさず、順調に活動を続けています。
その理由として、やす子さんがメディア関係者から好感を持たれていることや、自衛隊の構造的な風潮だという意見がネットユーザーからも多数を占めていることから、こうした問題が大事に至らずに済んでいるようですね。
アンチコメントに対するやす子の対応
今回のフワちゃんによる不適切な投稿は、彼女の脇の甘さが原因となりました。
それでもやす子さんの冷ややかな投稿に対してフワちゃんを擁護する人や、やす子さんのアンチから少なからず批判が寄せられています。
芸人という職業は、誰からも愛されるのが難しい一方で、今回の問題に対しても、やす子さんが感情を抑え込まずに堂々と対応している姿勢に対し、彼女の立ち回りの上手さを揶揄する声も上がっています。
一部の過激なフワちゃんファンや、嫌悪感を示しているネットユーザーも一連のやす子さんの行動に納得していないようですね。
そのようなネットユーザーからやす子さんの公式Xには、誹謗中傷のコメントが投稿されていましたが、それに対して彼女はX上で対応策を示しています。
それがわかる投稿はこちら。
過激なネットユーザーに対抗するために、芸能人が防衛策を取ることは、精神的健康や安全を守るために重要な行動といえるでしょう。
SNSを通じて誹謗中傷やプライバシーの侵害が頻発しており、これに対して適切な防衛策を講じても賛否を受けることがあるものの、身元が分からない人間の意見をどこまで汲み取ればいいのか考えると、必要不可欠な措置ではないでしょうか。
SNSでどこまでが不適切発言にあたるのか?
今回フワちゃんががやす子さんに投稿した不適切発言についてですが、どんな言葉を使用すれば不適切発言にあたらなかったのでしょうか。
理由① 当事者が不快に思えば該当する
今回の「フワちゃんX投稿問題」について、なぜ不適切発言になったのかについてですが、一番の理由はやす子さんが不適切投稿にネガティブな感情をあらわにしたことがことの発端です。
フワちゃんは謝罪文の中で。今回の不適切発言を「誤送信」だと強調していますが、あまりにも軽率な誤送信だったことは言うまでもありません。
「誤送信」だったとしても、やす子さんからしてみれば唐突すぎる投稿だったと言わざるおえません。
しかし、二人の関係が良好であったり、フワちゃんがやす子さんから慕われていたなら、これまでの問題に発展することはなかったでしょう。
また、フワちゃんが先輩芸能人に「タメ口」を使うスタイルが成り立っているのは、先輩芸人から一定の許諾や信頼があるからこそです。
もし彼女が「タメ口」を使用したことで先輩芸人に不快感を与えてしまった場合、その先輩芸人から厳しく怒られる可能性が高いです。
特に「タメ口」キャラに否定的な考えを持つ芸能人がいた場合、そのような騒動が報道されれば、すぐに批判が集まってしまうのは、ネットニュースを見ても分かることです。
後輩芸人に「タメ口」を使うことは、必ずしも相手の反感を買うとは限りません。
しかし、もしその言動が度を越えると、芸能界だけに限らず、後輩や部下といった社会的に弱い立場の人々から、誹謗中傷に発展するリスクがあることが理解できます。
このようなリスクが潜んでいることを、今回の騒動が「社会で起きる上下関係」の難しさを顕在化させるいい例になったのではないでしょうか。
理由② フワちゃんのタメ口を周りの大人が注意しなかったから悪い?
東野幸治さんは司会を務める「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、フワちゃんのタメ口を周りの大人が注意しなかったから悪いという人に対して反論しています。
いろいろなキャラクターの新しいタレントさんがいらっしゃるじゃないですか。フワちゃんというYouTuberで“タメ口”のタレントがやってきたら、出ている人からすると、それを成立させて、面白い番組を作って、それをディレクターが編集して番組にする。タメ口タレントは嫌い、見ない、って方もいるだろうし、タメ口タレント、嫌いやけど何を言うのかなって見る方もいる。
出典:スポニチ
このように東野幸治さんの見解はテレビメディアの視点で説明しています。
理由③ 当事者同士の和解で済まされないのはなぜ?
フワちゃんがやす子さんにXで投稿した不適切発言は、すでにフワちゃんがやす子さんに直接あって謝罪済みです。
当事者間では解決しているはずなのに、なぜか炎上は続いています。
SNSという場は、ユーザーが投稿に対して納得できない場合、不快感を表明することが簡単にできる環境が整っているため、たとえ問題が解決していたとしても、炎上が収まらないことがあります。
このような状況が続く背景には、SNS上での不適切な発言や場合によっては誹謗中傷が広がる仕組みが存在していることが問題だと指摘されています。
これが意味するところとして、芸能人や著名人になった時点で、称賛も浴びやすければ、批判も受けやすいことを意味していることになります。
なぜ誹謗中傷はなくならないのか?
ユーチューブで活躍している大学助教授の成田悠輔さんは誹謗中傷について、成田悠輔さんは重要な指摘をしています。
成田さんの主張によると、SNSで他人を誹謗中傷するのは簡単にできる反面、それを受けた側は対処に多大なコストを負うことになります。
この「コスト」には、時間やお金だけでなく、精神的なストレスも含まれます。
最近の「フワちゃんX投稿問題」でも、当事者同士で既に解決しているはずの問題が、SNS上では全く関係のない第三者によって過度に拡散され、やがて誹謗中傷に発展しています。
この現象は、成田さんが指摘しているように、SNSの構造的な問題を反映しているのではないでしょうか。
SNSは、個々の発言が簡単に広がり、多くの人に影響を与える一方で、誰もが簡単に他者を攻撃できる環境を提供しているのです。
その結果、関係のない人々が過剰に反応し、事態をさらに悪化させることが少なくありません。
まとめ
今回はフワちゃん不適切発言を受けたやす子さんのことについて調べました。
まとめとして、この一連の「フワちゃんX投稿問題」を振り返ると、最も重要なポイントは、やす子さんがフワちゃんの投稿に対して抱いたネガティブな感情を率直に表現したことが、騒動の発端となったことです。
この反応に対して、SNS上では様々な意見が飛び交い、その中には「なぜ笑いで返さなかったのか」という批判もありました。
また、こうした問題がSNSで広がる背景には、当事者以外の第三者が関与し、過度に問題を拡散することで、事態が悪化することがあるという現代のSNSの課題も浮き彫りになりました。
これからも、私たちは情報の受け取り方や発信の仕方について、より一層の注意が求められるのではないでしょうか。
フワちゃんとやす子さんの問題だけでなく、ネットユーザーのリテラシーについても考えさせられたのではないでしょうか。
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